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2022/4月:基本情報受ける→午後試験で40点台を叩き出し落ちる
2022/10月:応用情報を受ける→無事合格(午前70点台、午後60点台)
現役エンジニアの筆者が基本情報落ちた後、どのように勉強して、応用情報に受かったのかを記事に書いていこうと思います。
基本情報の午後問題をやらかして落ちた時に、なぜ応用情報を受けようと思った理由は以下のとおりです。
- 応用情報は基本情報に受かってなくても受験できる
- 半年間の勉強期間で基本情報の午後問題の点数を20点上げる勉強をするモチベーションを保てる自信がない
- どうせ半年間勉強するなら基本情報の深掘りをする応用情報の勉強の方がモチベーションが保てそう
- 応用情報が午後問題で好きな問題を選択できるので、人によっては基本情報より受かりやすい
詳細は公式サイトを見ていただければ良いと思います。
2022年の時点では年2回:4月と10月に試験があります。
試験日の2、3ヶ月前から申し込みが開始されます。
結果発表は試験の約2ヶ月後です。(2022年10月の試験の結果発表は12/22正午でした)
午前と午後に分かれています。
午前問題:4択の選択問題(60/100以上で合格)
午後問題:記述式問題(60/100以上で合格)
基本的には全ての勉強をiPadで完結させるのが良いと思います。
なぜかというと応用情報技術者試験の参考書は重くて、分厚くて持ち運びに不便だからです。
試験勉強は隙間時間をどのように活用するかで合否が分かれると思っているので、持ち運びが楽で、どこでも勉強できる環境を作っておくことが合格への近道だと思います。
- 12.9インチiPad Pro :参考書を読む、過去問を解くのに使います
- Apple Pencil(第2世代):過去問を解くのに使います
- goodnotes5:過去問を解くときのメモアプリ
- 電子書籍版の参考書(kindle or PDF版):過去問や参考書をipadで見るため
基本的には基本情報の午前問題と同じ勉強方法で良いとおもいます。
勉強方法は以下の通りでほぼ完璧だと思います。
- キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者を1周する(基本情報受かった人はやらなくて良い)
- 応用情報技術者 パーフェクトラーニングで午前問題を直近2回分解く
- 過去問道場で直近2回分を除いた、5年分をひたすら解く
- 定期的に過去問道場で間違った問題を復習する
過去問道場をひたすら解く理由としては、基本的に午前問題の約半数近くの問題が過去問流と全く同じ問題になっているからです。
午前問題の合格に必要な点数は60点なので、過去問を完璧に押さえておけば、実際に試験会場で考えて解く必要がある問題が10問程度になります。
つまり過去問を抑えておくと、受けた試験の難易度に合否が左右されにくくなります。
主に二つの理由があります。
- テキストで学んだ内容を頭に定着させる
- 試験当日に過去問が出た場合、何も考えずに解けるようにする
過去問は問題を見たらすぐ答えが浮かぶまでやり込めれば最高です。
応用情報について調べていくと、どうやら直近2回分の過去問は出題されることがないといった内容の記事が散見されます。
絶対的に正しいかわかりませんが、体感的にもそんな感じがしました。
出ない過去問はやっても意味がないので、やらなくて良いです。(時間的に余裕があって、見たことない問題を解く練習としてはいいと思います)
勉強法の①2については頑張って時間を確保してください。
③以降は電車に載っている時間や何かの空き時間にひたすらスマホで解きまくってください。
必ずしもまとまった時間を取る必要はありません。
毎日5分*6回とかそんな感じでいいと思います。
午前問題の正答率が6割くらい安定して取れるようになったら午後問題の対策に移りましょう。
午前問題が安定して解けないのに、午後問題に挑戦するのはあまり意味がないです。
午前問題がしっかり解ける知識がある前提で午後問題は構成されています。
とはいえ体感としては2ヶ月は午後問題を対策する時間は欲しいです。
ガッツリ対策する必要はありませんが、過去問道場を使って、空き時間ができたらやるようにしましょう。
午後問題は結構メンタルきついので覚悟して臨みましょう。
勉強法はこんな感じ。
- 応用情報技術者 パーフェクトラーニングで午前問題で直近1回分を全部とく
- 選択問題を4〜6問に絞る
- 過去問をひたすら解く
これは問題形式になれるのと、選択科目のどれを選ぶかの選択をするために必須です。
どれくらい解けたのかは、あまり気にしなくて良いでしょう。
特に午後問題で厄介なのは、記述式の問題です。
記述式ははっきりいって慣れなので、ひたすら解いて慣れましょう。
午後問題は必須問題1問(セキュリティ)とそれ以外の選択問題4問(9問中4問選択)の合計5問を解きます。
合否を分けるといっても良いのが、どの選択問題を解くのか?です。
どれをえらばべば良いかの答えはなく、自分の得意な問題を選ぶ必要があります。
ただ試験勉強の時間的に選択問題9問の全ての対策は無理です。
なので、4〜6問に絞りましょう。
自分は5問に絞っていました。
とはいえ、なんの手がかりもないときついと思うので、以下の正答率を参考にしてください。
正答率が高い:「プログラミング」「ネットワーク」「組込みシステム開発」「システム監査」
正答率が低い:「データベース」「プロジェクトマネジメント」「サービスマネジメント」
問題によるばらつきが大きい:「経営戦略」
ちなみに自分が選択したのは、「経営戦略」「組み込みシステム」「システム監査」「プロジェクトマネジメント」
エンジニアであるなら、「組み込みシステム開発」「システム監査」は必須な感じがしています。
記述式の問題に慣れる+わからなかった単語や知識をネットで調べまくりましょう。
やることはそれだけです。
基本的に時間が余ります。
というか余らせてください。
自分は1時間余らせました。
ではなぜ余らせるのか?
午後問題のために頭を休める時間を確保するため+お昼ご飯を消化するためです。
正直ちゃんと午前問題の対策をしていたら、見直しを含めても1時間は余ると思います。
また応用情報は満点を取る必要はありません。60点取れれば良いのです。
なので、わからない問題が1、2問あっても問題ないです。
それより午後問題に備えた方が、建設的です。
試験開始とともに、全問題にざっと目を通します。
ここで、選択問題でどれを解くかを決定します。
あとは練習通りにやりましょう。